９月も最終週に入りようやく朝晩に吹く秋風が心ち良い季節となりましたが、まだまだ日中は暑い日が続きます。年を追うごとに気候変動の影響が我々の生活に気候災害として影響をもたらす事が常態化してきました。先週の石川県の能登半島で降り続いた豪雨により発生した河川の氾濫や土砂崩れで大変な被害が出てしまいました。1月の地震からの生活再建もままならない時に起こった豪雨災害は、日本列島は様々な災害が常に起こりえる場所にある事を思い知らされます。被災地域の方は心が折れそうだとインタビューに答えられていましたが、大変なのは充分理解出来ますので、あきらめずにがんばって欲しいと思います。
　さて、10月に入り今年度も半分が過ぎました。先月から始まった運動会の練習では、9月はあまりの猛暑に園庭での練習が制限されてしまいましたが、教室やホールでの練習を行ってきました。
９月30日の予行練習を通して、上達して行ければと思います。
５日の本番ではご家族の皆様には、お子様のたくましい姿がご覧頂けることでしょう。
　ところで、先般、日本国内でコメ不足が問題になっています。日本の食糧自給率はカロリーベースで38％と低く、コメと野菜と一部の魚介類と食肉類などしか自給出来ていません。そもそもコメは余っていたので、不足する事など考えられなかったのですが、夏の長引く猛暑によりコメの主な生産地である新潟、秋田、宮城などでも不作が伝えられています。魚類の漁獲高の減少同様、自然環境が急速に変化している事を実感致します。このままいくと、二千三十年頃には、世界の平均気温が産業革命前に比べて1.5℃を超える後戻り出来ない時点に到達し、真夏の気温が日本でも40℃近くが常態化し、極地や高地の氷河融解により海面上昇が甚大な被害を及ぼすようになってしまいます。色々な意味でグロ―バルになった私達の日常は、人類の生存が私達自信の行動にかかっているという、そんな時代を生きているのですね。

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