爽やかな日差しが注ぎ、新緑が目に眩しい穏やかな季候となりました。 5月に入り子供達も少しずつお友達との関わりが広がってきて、気の合うお友達を見つけて遊びに誘ったり、日増しに活動的になってきました。そして、家庭とは異なる楽しさを見つけ始め、行動が広がってきたようです。子ども達がお日様の下でのびのびとあそべる季節です。時には近くの河原に散歩に出かけたりして、草花や土、虫などの春の自然にたっぷり触れて、体をたくさん動かして遊べるように支えていきたいと思います。 また、子供たちに『こどもの日』は楽しみな休日です。『端午の節句』『菖蒲の節句』とも呼ばれています。『午』は『ご』と読んで『5』に通じることから、5月5日を『端午の節句』と言うようになりました。もともとは、武者人形や甲冑を飾り、戸外にはこいのぼりを立てて男の子の成長を祝うお祭りでした。 また、こどもの日にはかしわ餅を食べますが、これは、江戸時代の中期から始まりました。かしわは昔から、おめでたい樹とされており、神事でよく使われました。新芽が出ない限り古い葉が落ちないそうで、このことから家が絶えない、後継者が絶えることがない、縁起のよい樹として使われていたそうです。 私たちの日常は日々変化してゆきますが、時には、昔のながらの伝統文化に触れる時間を大切にしたいものです。
月
火
水
木
金